病気メモ
 

ヒトメタニューモウイルスをご存知ですか?

2016年07月29日(金)

気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。

乳児や高齢者が感染すると重症化することもあり、注意が必要です。

<主な症状>

・咳(多くの場合1週間程度続きます)

・熱(多くの場合4~5日程度続きます)

・鼻水

悪化すると、ゼーゼー(ヒューヒュー)という呼吸、呼吸困難が出ることもあります。

<特徴>

・RSウイルス感染症と症状がよく似ている

・ほとんどの子供が感染するが、年齢が上がるにつれて症状が軽くなる傾向にある

・家族内、保育園などでの集団感染を引き起こす

・3~6月がピークといわれているが、地域、年度によりさまざまである

<感染経路>

・飛沫感染、接触感染

・潜伏期間4~6日。1~2週間は感染の可能性がある。

・感染対策として、手洗い、うがい、マスクが重要

<治療>

・ヒトメタニューモウイルスだけに感染している場合は各症状を楽にするための対症療法

・水分をしっかりとり、ゆっくり休む

・症状が辛いときは、症状をおさえるお薬が出ることがある

◎細菌の同時感染にも注意

ヒトメタニューモウイルスと同時に細菌に感染してしまうことも少なくありません。

熱が4日以上続く場合は細菌に感染している可能性があり、その場合は抗菌薬が必要となります。熱が長引く時は中耳炎や肺炎などを起こしていることがあるので、もう一度早めに受診しましょう。

<登園・登校>

出席停止疾患ではないので、症状が落ち着いていれば、医師の指示により登園、登校してかまわない。