病気メモ
 

「水イボ」と「プール」について

2011年06月23日(木)

久居一志地区医師会乳幼児保健委員会から

水イボに対する保育園・幼稚園・学校の対応について

まとめたものがありますので、お知らせします。

― 水イボ(伝染性軟属腫)とは ―

丸くて堅いうつるイボで、つぶすと白いかたまりが出てきて、

この中のウィルスに直接あるいは間接的に接触するとうつる。

(水泡の表面に接触しただけではうつらない)

― 治療法は ー

1、直接ピンセットで1個ずつ白い芯を摘み取る

  (痛いので痛み止めテープを貼ることもある)

2、硝酸銀を水イボに塗布し、取りやすくする

  (2~3日続けて処置が必要)

3、漢方ヨクイニンを飲む

  (効果が出るまでに2週間~数週間を要し、

   効果は不確実)

4、自然に治るのを待つ(1~2年かかる)

― プール をどうするか -

・ 学校保健法では、

  「通常登園登校停止の措置は必要ないと考えられる伝染病」であり、

  「原則としてプールを禁止する必要はない、

  しかし、二次感染のある場合は禁止。

  多数の発疹のある者は、プールでビート版や浮き輪を共有しない」としている。

・ 皮膚科学会は

  「放っておいても自然に治るか長期間を要するため、

  伝染することを考慮して治療する」としている。

・ 水イボ取りを指導した園と、取らずに放置した園では、

  その後の水イボの罹患率に差はないという調査報告がある。

このように水イボへの対処方針は一定していないのが現状です。

― まとめ -

1、原則として水イボの子供の集団生活(プールなどを含めた行事)を

  制限する必要はない。

2、治療法は水イボの数・大きさ、そして本人の状況などを

  保護者の方と話し合って考える。

以上、保護者の方々・保育園・幼稚園・学校の方々の

「水イボ」そして「プール」についての判断に際して参考になれば幸いです。

 ( 「久居一志地区医師会乳幼児保健委員会」 より抜粋)